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代表者のブログ

物件情報やその他日々の出来事まで、紹介しています。

2~3年前に出版された、SHOE DOG(シュー・ドッグ)という本を読みました。シュー・ドッグとは靴の製造・販売、購入、デザインなどにすべてに身をささげる人間のことを言うのだそうだ。著者のフィル・ナイトのことを指すだけでなく、ナイキの黎明期に関わった多くの人達がシュー・ドッグなのである。中で印象的なのはビル・バウワーマンだ。フィル・ナイトのオレゴン大学時代の、陸上のコーチであり、今年、誕生から45周年を迎えたコルテッツの原型を作りあげた人物でもある。陸上コーチ時代からランニングシューズをより良いものにするために試行錯誤を繰り返していった根っからのシュー・ドッグである。 またナイキの成功には、日本の存在も欠かせない。 フィル・ナイトは日本の安価なランニングシューズをアメリカで販売することで起業をした。ブルーリボンという会社をでっちあげ、オニツカと交渉をし、契約後に会社をつくり、そこからオニツカを騙しながらオニツカタイガーをアメリカで売りまくった。オニツカが他の業者に独占販売権を与えようとした際は、はったりでそれを乗り越えた。そしてナイキが誕生することになったのもオニツカとの決別が原因となっている。 また日商岩井の存在も大きい。日商がいなければ、ナイキは存在していなかったといっても過言ではない。ナイキの成長を影から支えるだけでなく、ナイキの窮地を救った企業である。ブルーリボンは売上のほとんどを次の商品の購入に回していた。そのためキャッシュがない状態が続いていたのだ。などなど今では、考えられないような事実がのっております。 小さな企業が数々の苦難を乗り越えて、そして大きくなっていく物語はとても面白かったです。 この本は、今まで読んだ中でも上位に入る本のため、お勧めです。 今年は、例年よりも本を多く読もうと思っております。また、面白い本に出会った際は、紹介したいと思います。