最近読んだ中で気をつけたいこと。 血管健康法にとって、朝イチはとても大切な時間だ。朝起きると「喉が渇いているから水を飲む」という人は多い。寝ている間に水分が失われることが、よくあるのだ。 脱水状態は、血液が濃くなって血栓ができやすくなる。だから、水を飲むことはいいことだ。だが、すぐに水を飲むのは危険だ。口の中にはたくさんの細菌が住んでいるのだ。 口内細菌のなかには、悪玉菌、さらには超悪玉菌もたくさんいる。 それらの悪い菌は寝ている間に増殖する。ケアが不十分な場合だと、1兆個だ。肛門のまわりより、口内のほうが細菌の数が多いのだ。 そんな菌だらけのまま水を飲んでしまうと、悪玉菌がすべて体の中に入ってしまう。それを防ぐには、水を飲む前に、口をゆすいでおくべきだ。 血管の健康に深くかかわっているのが「自律神経」だ。自律神経は、交感神経と副交感神経がうまく切り替わることでバランスが保たれる。 大切なのが、太陽の光だ。視覚神経の近くに、光を感じて脳に伝える器官がある。朝の光をたっぷりと浴びることで脳が覚醒し、交感神経が刺激されるのだ。 朝の光には、もう1つ重要な役割がある。睡眠を司る「メラトニン」というホルモンだ。これは、朝イチの光を感じてから約15時間後に分泌されるように仕組まれている。 できないようで、簡単なことですね。