今日は、アポイントが少なく、事務所で日頃できない雑務をしておりました。
「こんな日こそは、・・」と思い、
かかとが減ってしまっている革靴3足をのソールの修理に仕事の合間に、今日は行って来ました。
半年前までは、馴染みの靴修理のお店があったのに、いつの間にか失くなってしまっており、結局は大型店で直すことに。
そのお店は、ご年配のおじさんでしたが、「包丁」とよばれる少し大きめの小刀のようなもので張り替えたソールの余分な部分を見事にカットしていきます。職人技なので、その様子を見るのが私は好きでした。
「最近は、ハサミで切り落とす修理屋がいるけど昔からやっている修理屋はみんな、包丁を使っているんだよ」と...
その手さばきを見つめる私に、その職人さんはそんな話をしてくれました。
どの業界でも、技術革新はあれど、熟練した方は自分の技術を大切にされております。黙々とやられる姿が、今でも目に焼き付いております。
私もこの業界で熟練といわれるよう、頑張っていきます。
最近、靴底のヘリが少なくなってきたような気もする為、1年に2~3回靴底をかえるように動き回りたいと思います。