今日は、知り合いの業者と情報交換を兼ねて、最近盛んになっている、不動産の投資の話がでました。
その方曰く、不動産王ドナルド・トランプと言えばなんと言ってもアメリカの不動産投資の申し子のような人ですね。そんな人でも、破産した。
多分、彼のような人には相当の不動産ブローカーや鑑定士がたくさんついていたと思います。
では、なぜ破綻したのかなと思いますよね。
簡単だよと。
不動産ってのは、リスクがあるんです。
アメリカは人口動態論や物価指数から考えて不動産が徐々に減速していく傾向があります。
ITバブルと一緒でITがいいとなればみんながIT系の株を買って値上がりしました。
つまり、底値で拾わないから高値で買って下落して一気に借金だらけになるんです。
プロでもそうなのだから素人はなおさらです。
インフレやデフレなどの経済的要因が大きく関わっているのが株と不動産です。
株でも不動産でも成功者はうまい時に買って逃げるのです。
買うときは徐々に上がるのを待ちますが、売るときは一気に落ちます。
つまり、坂道を上がるときと一緒です。上がるにはそれ相応の力が必要なんです。
降りるには加速して落ちていくんです。不動産も同様です。
売る専門の不動産業者が儲かっても買った人が儲かるには相当の勉強と忍耐が必要なんだと思います。
不動産で失敗した場合は破格の絶望が待っています。しかも株のように簡単に換金できないことを肝にめいじましょう。
やはり、先見性と仕入れ価格が重要ですね。
回りが、楽だの儲かると話していても、やはり、いろんな方の意見を聞いて、購入すべき時代になってきていると思います。