
心理学の本を読み、私自身も勘違いしていたことがありました。
自己肯定感と自己愛です。
まず、自己肯定感とは、「仕事ができる自分も、できない自分もすばらしい」という正負どちらも認める感覚のことです。
一方で、自己愛とは、正の側面だけを認める感覚です。「仕事ができる自分はすばらしい!でも、できない自分はダメ人間だ……」というように、コインの表面だけを愛している状態です。つまり、自己肯定感とは、どんな自分も愛している状態なのに対し、自己愛とは、片方だけを愛している状態です。
言い換えれば、自己愛とは「善悪二元論」なのです。
一方で、自己肯定感とは一元論です。つまり、もし自分が、仕事ができなくても、ネガティブ思考でも、収入が低くても、そんな自分も愛して認めている状態ですね。私たち誰もが、子供の頃は自己愛の塊です。
そして、普通は成長して大人になるにつれて、自己愛が自己肯定感へと変わっていきます。
この内容は、普段使用しませんが、知ってると便利かもしれません。