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代表者のブログ

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事象と構造

マーケティング発想力を鍛えるとしたら、物事を見る時に、「構造」を見ることです。
物事には「事象」と「構造」があります。目に見えているそのものが「事象」、その事象を構成している目に見えない仕組みが「構造」です。
「事象」は、見たまんまのものなので、誰にでも当たり前のように見えます。
「事象」しか見えない人がビジネスをやると、当たっているビジネスを見たらそのまんまやりたくなります。
ブームにそのまま乗っかるわけですから、ブームが終わると、すぐにダメになります。
そして次のブームに乗っかって、を繰り返すから、長い目で見ると、何のノウハウも蓄積もなくて、一時的には儲かったけどずっと儲からない、という商売を繰り返すことになります。これが、「事象」しか見ない人の末路です。
一方、「構造」を見る人は、その成り立ちや特徴を見ます。「構造」だけを移し替えて新しいブームを作ってしまうことができるのが、マーケティング発想力のすぐれた人です。
日本マクドナルドの創業者である藤田氏の著作を読むと、「女と口の商売をすれば儲かる」と書いてあります。
女性を相手にする商売と、口から入れる、つまり食べ物に関する商売が儲かるポイントだということです。
「事象」しか見ない人は、「女性と飲食が儲かる? だったら、女性向けのおにぎりを作ったら2倍儲かるじゃん!」などと考えてしまいます。
ところが「構造」を見る人は、どうして女性なのか、どうして食なのか、ということを考えます。その「構造」を考えると、新しいビジネスチャンスは女性向けや飲食でなくてもいけるわけです。
新しいビジネスモデルを作り出せる人になるには、「構造」を見るのが大好きな人になるのが一番と考えていきたいものです。