名古屋市にある株式会社Agは愛知・岐阜・三重の倉庫・事務所物件をご案内

名古屋市にある株式会社Agは愛知・岐阜・三重の倉庫・事務所物件をご案内

お問い合わせ
HOME > インフォメーション > ブログ
  • 対応エリア

    対応エリア

    愛知・岐阜・三重を中心に対応させていただきます。

  • 株式会社Ag

    〒467-0003
    名古屋市瑞穂区汐路町
    三丁目10番地の4

    TEL 052-875-3455
    FAX 052-875-3466

代表者のブログ

物件情報やその他日々の出来事まで、紹介しています。

判断

決断・判断のルール、段取りのルール 【1】 初めて管理職となった人が、最初に認識すべきことがある。まず「管 理職の役割は「チームの成果の最大化だ」ということだ。あらうる 活動は、そこに向けて実行されるべきだ。 次に、チームの成果の最大化を「生産性の高いやり方」で実行する ことだ。長時間労働に頼るのでなく、単位時間当たりのアウトプッ トを高めるべきだ。 3つ目に、あなたと部下の「価値ある人材への成長」だ。目標を見 据え、主体的に行動し、臨機応変に対応する人材に自分がなること はもちろん、部下たちもそのように育てるべきだ。 以上から、管理職がやるべきことは、迅速な意思決定、ムダなく仕 事を進める段取り、スピード感を生む時間活用、成果につながる権 限委譲、高生産性人材の育成、最強チームの構築だ。 管理職はこれらの分野の仕事力を磨いていくことだ。これらの仕事 力は、特定企業や組織だけでなく、国や企業を問わず、どこでも通 用する普遍的な仕事力と言えるのだ。 【2】 管理職の重要な役割の1つは、迅速かつ的確に「決める」ことだ。 成果が出ないチームは、管理職が決めることに時間をかけ過ぎたり、 「決める」ことができずに、仕事が停滞している。 原因は、まずプロセスにある。情報不足や検討方法が不明もあるが、 深刻なのは「決断の基準がない」か「曖昧なこと」だ。「そもそも、 目的は何か」を問い直すことで、決める基準が見えてくるはずだ。 もう一つ、決められない理由が「心理的要因」だ。失敗することに 対する恐怖や、決めたことを実行することへの自信のなさ、出した 結論に対する反発への不安など、心の抵抗だ。 まず「そのうち」「いつか」などの曖昧な言葉は使うことをやめる べきだ。その場でスケジュールを確定させるのだ。「すぐ決める」 行動を続けることで、先延ばしする心理的要因を克服できる。 【3】 限られた時間とメンバーでチームの成果を最大化するには、単位時 間当たりのアウトプット、すなわち「生産性」を高めることが不可 欠だ。そのためには、決めたことを「ムダなく進める」ことだ。 仕事を頼まれると、普通は新しい仕事を横に置き、今の仕事を片付 けようとしがちだ。しかし、生産性が高い人は新しい仕事が来たら、 とりあえず少しだけやってみる。 その理由は4つある。まず、難易度がわかる。その時点で進め方が イメージできれば問題ないが、手こずりそうなら、他の仕事とのス ケジュール調整を行い、時間確保する必要がある。 次に、仕事の内容を正確に理解しているかどうかがわかるからだ。 手をつけてから理解不足に気づいた時、出張や休暇で依頼者が不在 だと、確認できるまで待たなければならない。 仮に、曖昧なまま進めてしまうと、依頼者の望む結果が得られず、 手直しを行わなければならないこともある。そうなると、無駄な時 間を費やすことになりかねない。 【4】 3つ目に、必要な準備を進められるからだ。自分が本格的に着手す るまでの時間を無駄にせずに済む。打ち合わせが必要なら、その時 にアポを入れれば、間際の時間調整でドタバタしなくて済む。 4つ目は、必要な情報に対する受信感度が高まるからだ。少しでも 手をつけてみると、仕事の内容に興味が湧き、それ以降、関連した ニュースや情報に対して脳のセンサーが反応するようになる。 こうして「ちょっとだけやって」から横に置いておく。そうしてお けば、本番になったらすぐに「最終成果物の骨格」を描くことがで きる。そこにかなりのエネルギーを注ぐことができる。 全体像のデッサンをせずに進めると、途中で失敗に気づいた時、一 からやり直すことになる。デッサンの段階で最終的なアウトプットの 質が決まってしまうと言えるのだ。