お客様と打ち合わせの最中の雑談にて、 「勝って兜の緒を締めよ」が大事だよと話がでてきました。 「うまくいった」ということでも、後から覆されて失敗になることは、ビジネスの世界でも多々あります。 そしてその多くが、「成功したものと油断していたことによるうっかり」であることが多いです。 成功がそのまま急転直下になるわけだから、成功しなかった時よりも大打撃を受けてしまうということもあります。 宝くじで大金を当てた人が破滅しやすいのも、やらなくていい投資話に乗ってしまったり以前だったら慎重になっていた浪費をしたりして成功にあぐらをかいてしまうから。 成功している時に、やってはいけないこと。 うまくいっている時に、気をつけなければならないこと。 それはとても強く意識しておかなければなりませんが、一人の乱行で全部が台無しになることがありますから、経営者やリーダーだけでなく、チーム全員がその意識を持たなければなりません。 自社では、成功した後やうまくいっている時にどのような意識を持つべきなのか、という指導の仕組みができているでしょうか。 まぁ、まずは目の前の目標を達成することが先なんですが..