本日のある商談でのこと不動産取引に関して相談を受けました。
詳細は、割愛しますが取引の相手方との金銭に係る話でした。
私が知る限り、非常に誠実になんでも対応される方です。
金銭に係ることなので、「損か得か」で考えれば「得」をしたい
でも、相手方に対して、「得」を選択すると後ろめたさが残る・・・そんな葛藤を正直に言われました。
自分ではわかっていても、「得」がからんでいるので要はふんぎりがつかない。
だから、どうするべきか、私の意見を聞いた上で判断をしたかったようです。
きっと、この方は、誠実であるべき判断をされるであろうと私は思いながら、話を伺いました。
そして、私が何にも言わなくても、ご自身で判断されました。
「やっぱり、後ろめたい思いが残るのは絶対に駄目だ。」そう口にされました。
仕事にかぎらず、人と関わる以上後味の悪い行動は避けたいものです。
後ろめたさを引きずったまま、過ごす時間ほど苦痛なものはありません。
迷うことがあっても、最後は正直であること、誠実であることそんな人でありたいものです。